病院からのお知らせ
新型コロナワクチンを接種される方へ(接種時の注意事項)
ワクチンを受ける当日について
- 以下のものを必ずご準備し、当日忘れずにお持ちください。
- 接種券
- 予診票(あらかじめ漏れなく記載してください)
- 本人確認書類(健康保険証、運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 当日ご自宅で体温を計測してください。
- 上腕の三角筋に注射をするため、肩を出しやすい服装でお越しください。
- 予約時間の 10 分前にお越しください。それよりも前に来た場合は院外でお待ちいただく場合がありますのでご了承ください。
- 接種前の待機場所は、正面玄関横のアーケードもしくは仮設テントとなります。暑さ・ 寒さ対策をご準備ください。
ワクチンを受けた後について
ワクチンを受けた後、15分以上は待機場所で安静にしていただきます。
過去にアレルギー症状を経験した方や採血等で気分が悪くなった方、自家用車でお越しの方は30分ほど様子を見てください。
接種後 以下のような症状が出現する可能性がありますが、すぐに対応できるよう適切な医療体制を整備しております。
アナフィラキシー
注射してから短時間(接種直後~5分以内、通常30分以内)に起こるアレルギー反応です。 じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。 血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
アナフィラキシー発生率:接種100万回あたり11.1件(出典:海外第I/II/III相試験および国内第I/II相試験)
血管迷走神経反射
ワクチン接種に対する緊張や痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて気を失うことがあります。 誰にでも起こる可能性がある反応で、通常は横になって休めば自然に回復します。
ワクチンを受けた日の注意点
- ワクチンを受けた当日は、激しい運動や飲酒は避けてください。
- 接種当日の入浴は問題ありませんが、長時間の入浴は避けていただき、注射した部位を強くこすらないようにして下さい。
- いつもより水分をたくさん飲むように心がけてください。
ワクチンを受けた数日以内に現れる可能性のある症状について
コロナワクチンは筋肉内注射のため、注射部位の痛みや腫れなどの軽い副反応は頻繁に見られますが、 通常は数日以内に治ります。必要に応じて解熱鎮痛剤を服用するなど、しばらく様子を見てください。
ほか以下のような症状が現れる可能性があります。通常は数日で回復しますが、症状が強くつらい場合や長引く場合は受診して下さい。
- 頭痛、疲労・倦怠感
- 悪寒、発熱、関節痛
- 吐き気、下痢、嘔吐
なお、接種後に現れた症状によっては、2回目の接種を控えたほうが良い場合があります。
接種後気になる症状が現れた場合は受診して下さい。症状について診察するとともに、2回目の接種を受けるかどうかについてもご相談させていただきます。
2021年 6月 28日 掲載