健生病院・健生クリニック

放射線科

ポータブル撮影

写真 当院では病棟でのポータブル撮影でFUJIFILM製のFPD(フラットパネルディテクタ)を使用しています。FPDは従来のフィルムに代わるもので低被ばくかつ高画質な画像を得ることができます。 また、新画像処理ソフトウェア「Virtual Grid(バーチャルグリッド)」という機能を用いて、ノイズ除去のためのグリッド(金属製のフィルター)を使用しなくても撮影できるようになりました。以前はノイズを除去するためのグリッドを使用していたため、その分撮影条件を上げる必要があり、被ばく線量も増加する傾向でした。しかし、「Virtual Grid」を使用することで余計なX線をかける必要がなくなり、低被ばくで高画質な写真を撮ることができるようになりました。


写真 撮影の際は患者さんの体の下にプレート(FPD)を入れる必要があるため、患者さんによっては背中がゴロゴロしたりと痛みを感じられる場合もありますが、なるべく短時間で痛みの少ないように心がけて撮影を行っています。


写真:3台の移動型X線撮影装置

~3台の移動型X線撮影装置~


放射線科「各検査の紹介」インデックスへ